揚武鎮はかねてから「煙草箱舞踊の郷」という美称があり、今では四方八方の観光客が揚武民風民俗を知るための重要な名刺になっている。

揚武鎮の煙草箱舞踊は、イ族の民間に伝わっている伝統的な舞踊で、ダンサーが人さし指でタバコ箱の底と蓋を軽く叩いて、弾きながら踊ることによって名付けられたのである。リズムの強い舞踊として、煙草箱舞踊はフォームが柔軟・多様で、イ族男女の楽しそうな踊り姿と生き生きとした表情に合わせて、よく祝日や盛会、結婚、新家建築、農閑期に踊るなど行われる。このような活発で躍動感の溢れている舞踊は、ある程度で揚武イ族同胞の心の声と美しい願望を表している。

揚武で新年や祝日、または結婚、新家建築などの大喜びの日にあっては、イ族同胞は予期せずに煙草箱舞踊を踊り、心の喜びを表すのである。

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