植物王国
雲南は中国で植物種類が最も多い省で、熱帯、亜熱帯、温帯、寒温帯などの植物系が分布していて、古代の、派生の、さらにエキゾチックな植物種類と分類群が多い。全国の三万種類以上の高等植物に、雲南は19365種以上あり、50.2%余りを占め、「植物王国」と言える。雲南の森林資源は豊富で、森林カバー率は約56%。
雲南は「天然花園」という美名もある。全省には2100種以上の観賞植物があり、そのうち、花卉が500種以上、「花卉王国」と言える。椿、ホトトギス、桜草、ユリ、マグノリア、蘭、リンドウ、メコノプシスは雲南八大の名花である。そのうち、椿品種は100種以、ホトトギス品種はさらに300種以上。2015年に、切り花の生産量はすでに87億本ぐらいで、全国一の地位を占め、輸出量は全国の60%以上を占めている。雲南はもうアジア最大の切り花輸出基地になっている。
動物王国
雲南は動物資源が豊富で、脊椎動物のみが2737種類もあり、全国総数の52.1%を占めている。また、レッドパンダ、カモシカなどの古代遺物種およびアジアゾウ、キンシコウ、野牛、ベンガルトラ、テナガザルなど46種類もの国家一級保護動物もある。
非鉄金属王国
雲南の鉱物貯蔵量は大きく、種類はそろっていて、全国ですでに発見された171種類の鉱物には、雲南に143種類もあり、54種類の貯蔵量は全国トップ10にあり、そのうち、アルミ、亜鉛、錫が全国一。