松明祭は、イ族、白族、ナシ族、キノ族、ラフ族などの民族の古い伝統的な祝日で、深い民俗文化内包があり、「東方カーニバル」と呼ばれている。民族によって松明祭開催時間も異なっているが、ほとんど旧暦の6月24である。主なイベントは闘牛、闘羊、闘鶏、競馬、レスリング、歌舞演出、美人コンテストなどがある。松明祭は雲南で最も盛大な少数民族の伝統祝日の1つでもあり、26の少数民族のある雲南の各地ですべて行われている。

 

雲南民族村

時間：7月24日- 7月28日

場所：雲南民族村内

イベント内容：松明客迎え、闘牛、レスリング、松明巡遊、打跳演出、火道跳び、万人松明カーニバル、火祭り儀式。

 

石林イ族松明祭

時間：8月5日- 8月11日

場所：昆明市石林イ族自治県石林景勝地

イベント内容：民族歌舞大会、牛王争い、民族刺繍ショー、レスリング試合、松明カーニバル夕べ

松明祭の日に、村々の老若男女は祝日の盛装を着て、レスリングフィールドに集まり、年に一度の伝統的祝日を祝っている。石林の奥、長湖の岸および圭山の麓は一番盛んな場所である。レスリングと闘牛も、祝日で見逃せない素晴らしい部分である。

 

楚雄イ族松明祭

時間：8月5日- 8月11日

場所：メイン会場の楚雄市内（イ族人古鎮、十月太陽暦公園、桃園湖広場など）、紫渓山（紫渓イ族村）。また、楚雄州に管轄されている9つの県には、それぞれサブ会場が設立されている。

イベント内容：レベル無しイ族式レスリング試合、紫渓山マウンテンバイクレース、イ族競馬、イ族長街宴、焚き火交歓会、火祭式典

楚雄イ族自治州は中国の2つのイ族自治州の一つで、中国で松明祭の最も盛んで、最も盛大な地域でもある。2005年に「中国楚雄イ族松明祭」は第1陣国家級非物質文化遺産保護名録に盛り込まれた。1981年5月に、楚雄イ族自治州は松明祭を州内イ族の法定祝日と決めて、その後、毎年楚雄鹿城で松明祭祝賀イベントを行っている。

 

大理巍山イ族松明祭

時間：8月5日（旧暦6月24）

場所：大理州巍山県都

村々の大松明は朝早くて立ち上げられ、家々の前の小松明も立ち挙げられる。日が西に落ち、夜幕が降ると、人々は四方八方から巍山古城へ「松明ぶらつき」に集まり込んでくる。その時、古城内の主要な街、特に南詔古街は松明が一緒に燃やされ、爆竹が鳴り、花火が打ち挙げられて、「広場には大松明が燃やされ、家々の前には松明が立てられ、人々の手には松明が挙げられる」盛大な景観を形成する。

 

文山州丘北イ族松明祭

時間：8月5日（旧暦6月24）

場所：文山州丘北県山椒蓮広場と普者黒激情広場

松明祭は、普者黒の最も美しい季節に開催されて、現在、丘北で最も熟成して、観光開発との融合レベルの最も高い民間祝日である。イ族松明祭の主なイベントは、ビモ祭祀、長街宴、弦舞試合、イ族焚火夕べなどがあり、内容が豊富で、観光客の参加熱意が高くて、多くの外国人観光客に注目されている。

 

玉渓市峨山イ族松明祭

時間：8月5日（旧暦6月24日）

場所：玉渓市峨山県都

峨山は中国初のイ族自治県、中国イ族花鼓舞の郷である。松明祭は、峨山県の最も厳かで、最も盛大で、最も民族特徴に富んでいる祝日である。その期間中、火切り、火種伝達、点火式、祖先祭礼、大衆焚火娯楽カーニバル、「篤慕夢園・花鼓峨山」美術書道撮影作品展、イ族特色グルメ試食、面白い大衆体育活動、民族文化観光など豊富多彩な文化体育イベントを行って、独自の民族文化を見せてくれる。

 

保山市芒寛イ族松明祭

時間：8月6日（旧暦6月25日）

場所：保山市芒寛郷民族文化広場

松明祭は「火」を主体として、イ族の「火」文化を強調し、厄除け、五穀豊穣、生活幸福という美しい願いを火に任せている。芒寛の豊富多彩な民族文化や人文風情、および20種類の民族の和やかな共存、共同発展、成果るの豊かな社会状況を主に体現している。その期間中、「トーチカップ」バスケットボール試合、「トーチカップ」歌手大会、およびボウガン、こま、卓球、バドミントン、将棋などの民間伝統体育競技が行われる。夜には、また、3日連続した夕べや焚火カーニバルもある。

 

大理南澗県松明祭

時間：8月6日（旧暦6月25日）

場所：大理州南澗県都

旧暦6月25日は南澗イ族の伝統的な松明祭である。その日に、習俗によって嫁いだ娘を松明祭のために実家へ迎え戻すのである。昼には、家々がニワトリや羊を殺して、酒や料理で天地を敬いて、それによって、人、畜生、農作物がすくすくと育つよう祈っている。

 

 

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