国際造園家連盟は最近、2018年国際造園家協会アジア・アフリカ中東賞の受賞者を発表した。昆明のこの2つの湿地公園は、それぞれの最高レベル賞――優秀賞を受賞した。
闘南湿地公園は雨洪管理類の優秀賞を受賞し、東大河湿地公園は野生動物、生物多様性、生息地改善または建設類の優秀賞を受賞した。
国際造園家連盟は、英語で「IFLA」と略称して、1948年に英国ケンブリッジ大学に設立され、、ベルギーのブリュッセルに本部があり、現在、アフリカ、アメリカ、ヨーロッパ、アジア太平洋地域、および中東新興地区などの76カ国の造園研究所がそのメンバーである。IFLAは、ユネスコに指導されている国際造園業界で影響力の最も大きい国際学術最高機関である。2005年に、中国造園学会は正式にIFLAに参加して中国を代表する国家級協会になっている。IFLAは、年に一回、世界的な年次会議を開催している。
2018年国際造園家連盟アジア・アフリカ・中東地区賞は国際造園家協会のアフリカ、アジア太平洋、中東地区分会の発起した賞である。史上で初めて多地域の協力している受賞評価でもある。
闘南湿地はテン池東岸にあり、北部は官渡王官湿地につながっており、敷地面積は約650ムー。湿地の建設中では、陸地―湿地―テン池の生態系を再接続し、また、上流汚水処理工場の出水を湿地システムの水源として利用して、現状条件を合理的に利用するとともに、生態的方法によって当区域内の水体を浄化している。
湿地には高木が約5000本も新しく植えられていて、その中の新規導入された約1400本のスギがテン池辺りの新たな景観となる。また、徐行歩道、鳥見屋などの支援施設の竣工は、観光客のために新しい親水、近水空間を提供している。
東大河湿地はテン池の最南端に位置し、テン池流域で面積の最も大きい湿地で、総面積は約5400ムー。湿地には建設前の良好な生態基盤、自然景観がそのまま残っている。十分に区域地形を生かして、ユーファトリウムアデノフォラムなどの外来侵襲性有害生物に対して整理と交換を行った。水上森林、自然干潟、蘆蕩、海菜花、天然湖湾、魚・エビ産卵保護場所などの様々な生態景観を形成している。
(文章は総合的にネットワークから整理された)
(一部の画像はネットワークより)