路線のお薦め
昆明―墨江―寧洱―プーアルー景洪
路線の特色
熱帯風情の旅は雲南昆明から出発し、プーアルの墨江、寧洱を経て、シーサンパンナの景洪、モウ海に着くのである。プーアル、シーサンパンナで、きらびやかな熱帯、亜熱帯の原始林景観を楽しみ、タイ族、ジノー族、ワ族などの濃厚な少数民族風情を体験することができる。
第一日:昆明
金馬碧鶏坊:昆明市中心部三市街と金碧路の交差点にあり、高さは12メートル、幅は8メートル、梁や棟が彫刻されたり画かれたりして、あまりに絶妙である。明朝の宣德年間に建て始められ、今まで約四百年もの歴史があり、昆明のシンボルとされている。
西山:西山は華亭寺、太華山、羅漢山などで構成されている。それは山々が40キロ以上続いていて、標高は1900-2350メートル。西山は森林が茂っていて、草花が盛んで、静かで美しく、古くから「雲南中部一の佳境」という美称がある。
第二日:昆明―墨江―プーアル
墨江北回帰線シンボルパーク:北回帰線がここを貫くことによって名付けられている。シンボルパークは天文、地理、植物および科学的知識ならびに庭園芸術、観光文化を一体と集めていて、多くの観光客を観光に来るように引きつけている。
プーアル国家公園:プーアル国家公園犀牛坪観光地はプーアル国家公園の中北部にあり、普洱市思茅区南東から38キロ、思小(思茅―小モウ養)高速道路南島河出入口まで21キロ、総面積は2000ムー、メコン川観光有限公司によって2011年8月に投資・建設されて、2013年8月に竣工した。観光地は熱帯と亜熱帯の移行地域にあり、森林被覆率が94.5%、中国で面積の最も大きく、最も完全な南亜熱帯季節風常緑広葉樹林が保存されている。最高標高は1708メートル、最低標高は1530メートル、天候はインド洋季節風に影響され、南亜熱帯気候の特徴が明らかである。日の温度差は大きいが、年の温度差は小さい。空気のマイナスイオン酸素含有量が高く、冬に厳寒がなく、夏に酷暑がない心地良い気候がある。
第三日:プーアル―景洪
野象谷:シーサンパンナ国家級自然保護区モウ養子保護区、「ユネスコ人と生物圏保護区」にあり、景洪市まで22キロ、アジア象保護をテーマとする国家公園である。高所象観桟道、雨林観光ロープウェイ、アジア象博物館などという多くの観光項目によって、観光客がアジア象生活を邪魔しない条件の下で安全に野生アジア象およびその生存環境を観察することができるようにして、野生アジア象と近距離で交流できる場所で、「人間がアジア象と交流するブリッジ」と呼ばれている。
原始森林公園:全州で景洪城まで最も近い原始森林である。シーサンパンナ原始森林は25000ムーの熱帯溝帯雨林に基づいて創立されて、園内の森林被覆率が90%以上、天然の大型酸素バーである。
キノ山寨:峰々が重なり、青々とし、山々に囲まれていたキノ山寨は、景洪市東北部キノ郷巴坂寨にある。ここはシーサンパンナ州キノ族の伝統文化保護区であり、全国唯一のキノ文化をテーマとした観光スポットでもある。
第四日:シーサンパンナ
曼聴公園:曼聴御花園の前身はタイ族王御花園で、タイ族文化歴史と宗教信仰の重要なキャリヤーの一つで、シーサンパンナ州都の所在地とする景洪市中心曼聴路35号にあり、今まで1300年もの歴史がある。1982年に国家建設部と雲南省政府、シーサンパンナ州政府によって御花園遺跡に基づいて再建され、1985年4月に正式に観光客に開放された。三十年もの運営と発展を経て、曼聴御花園はシーサンパンナタイ族の歴史、宗教、民俗などの多種文化を一体と集める総合的国家AAAA級観光地に建設されている。
熱帯花卉園:国家4 A級観光地、全国科学教育基地、全国愛国主義教育モデル基地、雲南省熱帯作物遺伝資源圃。花卉園はその前身が雲南省熱帯作物科学研究所の熱帯作物標本園で、1996年に当研究所は雲南省都市・農村計画設計研究院に総体的企画設計を行うように依頼して、「庭園外観、科学研究内容」を計画原則として、敷地面積を120ヘクタール、すなわち1800ムーに計画した。現在、すでに竣工した観光スポットは主に葉子花園、周恩来総理記念碑群、熱帯パームエリア、五樹六花園、鶏卵花園、熱帯フルーツ遺伝園、濱水花卉区などがある。花卉園は、科学普及教育観光の展開をコア目標として、熱帯花卉、熱帯果物、薬用植物、民族植物、およびその他の経済作物を皆さんに紹介している。
第五日:シーサンパンナ
中国科学院シーサンパンナ熱帯植物園は、モウ臘県モウ侖鎮葫芦島にあり、中国で面積が最も大きく、収集された物種がもっとも豊富で、植物専門種類園がもっとも多い植物園であり、科学研究、物種保存および科学普及教育を一体と集める総合的研究機構と景勝地でもある。