熟茶の雛形
熟茶の最も早い雛形は水掛け茶である。
50年代後期に、中国茶葉有限公司広東公司は茶葉を香港に輸出する時に、潮水で劣化技術を使用し始め、
60年代に、雲南から毛茶を調達して調合し、その他の地域へ水かけで劣化させてから輸出し、
70年代初期に、中国茶葉有限公司雲南省公司は輸出入権を取得して、消費需要を調べた後、人を広東へ見学に派遣して、
1975年に渥堆晒靑毛茶発酵技術を統一した。
ここになって、プーアル熟茶時代が正式に開始し、
70年代後期に、後発酵の概念が現れた。
区別するように、輸出されるプーアル熟茶は「プーアル茶」と指定されているから、
今まで、プーアル熟茶技術の定型化は実はほぼ40年しかない。
プーアル茶のスープカラー:左は熟餅、右は靑餅。
2003年雲南省地方標準によって、
プーアル茶は雲南省の一定区域内の雲南大葉種晒靑毛茶を原料とし、
発酵加工後の散茶や緊圧茶で、
その外色がブラウンレッドで、スープカラーが濃くて明るい。
プーアル熟茶の本質は劣化技術である。
プーアル茶は長期間の貯蔵後、性質が相対的に温和になり、味がまろやかになり、香りが魅力的である。
劣化技術は摘まれたばかりの毛茶に味、効果から老生茶の特徴を備えさせることで、
新しい生茶が即時飲用に不適切な欠陥を補うのである。
もし貯蔵時の変化過程を加速する方法があれば、経済効果からにしても、プーアル茶の飲用価値からにしても、大きく向上することができる。
プーアル茶の生産と経営実践では、商人たちは水掛け加温という方法によってプーアル茶を急速に劣化させ、老生茶に類似する効果を達成する。
このプロセスは、実に文字通りの劣化技術で、
長期の進化を経て、プーアル熟茶の製造プロセスになってきた。
渥堆発酵は数十年もの絶えぬ革新発展を経て、
今になって、成熟的かつ安定的な発酵方法があり、
そのコアも国家の機密技術になっている。
劣化技術は、プーアル茶の劣化時間を短縮したばかりでなく、
大量の微生物が渥堆に参与して、内容物を徹底的に変えられた後、いくつかのさらにプーアル茶の品質を代表する物質が際立って、保健効果のかなり良い熟茶になってきた。
養生の盛んな時代では、プーアル茶の需要が日増しに増大してきて、
熟茶は再び消費者の視野に入り、
一つの長く期待している熟茶時代は迎えられている。
(当文章の内容は心茶館及びネットワークから)