中国西南部は世界のツツジ分布センターで、種類が非常に豊富で、また、多くの特別種類もある。昆明轎子山国家級自然保護区は滇中地区でツツジが最も集中的に分布している地域である。
轎子山ツツジは全部で28種類があり、中の3種類が地域特有種類で、保護区内で種類の最も多い属で、フィリピン全体のツツジ種類より1種多い。28種類のツツジでは、腋花ツツジ、赤茶褐ツツジ、乳黄色ツツジ、烏蒙広葉ツツジ、ネムノキなどの種類数量が最大で、ツツジの優占品種にもなっている。
ツツジは保護区内で広く分布していて、標高2300mから4200mにかけて、様々な品種のツツジが分布している。その面積も比較的に大きくて、ツツジを主として構成されたツツジ低木林とツツジ雑木林がほぼ全体の保護区の1/3を占めている。異なる種類によって、木の高さがずいぶん違っている。最も低い密枝ツツジは20~50cmしかないが、最も高い大王ツツジは10mに達することができる。
ツツジ花海は轎子山で最も魅力的な景観の一つである。一万ムーものツツジは麓から山頂まで綿々と上っていき、種類がずいぶん多くて、色とりどりとしている。立体的気候の影響のため、春になると、麓は色々の花が満開して、賑わいでたまらないで、中腹はつぼみを持って咲きそうになり、青々としている。
毎年の4月~7月は轎子山ツツジの満開時期で、層層と上がっていくツツジが散ったり咲いだりして、久しくて萎まない。山一面のツツジは木型が異なっていて、種類が多くて、花海に身を置いたら、目を止める暇もないほどすばらしい。
2017轎子山ツツジシーズンは即日にスタート!
(内容は昆明轎子山観光局による)