時間:4月中旬、タイ族暦6月
地点:西双版纳、德宏等地
場所:シーサンパンナ、徳宏など
水掛け祭は民族習俗として伝わってきて、今なおもう百年の歴史である。祝日になると、タイ族の老若男女は晴れ着を着て、女性がそれぞれ清水を1バケツ担いで仏像のために塵を洗って、仏陀に加護するように願う。「仏陀浴び」完了すると、人々は水をお互いに掛け合い、祝福を示し合い、神聖かつ純潔な水で疾病と災難を流し落とすように祈っている。若年男女は様々な容器で水を盛って大通りや路地へ湧き駆けて遊戯をしたりする。「水花が咲くと、タイ族人家は旺盛になる」、「全身を濡らすと、終身に幸福だ」。幸福、健康を象徴する一つ一つの水花は空中で満開して、人々は思う存分に掛けたり、思う存分に撒いたりして、笑い声は水花と伴ってひっきりなしに起こったり、消えたりしている。