ハニ族の住宅は床置式鶏罩房と土掌房という二種類がある。鶏罩房は逆さまに地面に置かれた鶏小屋のようである。土をつき砕いて壁にし、４本の柱に穴を通してほぞをセットして中ビームを支え、両辺破風壁がフォークで屋根ビームを支えられ、竹ざおを椽とし、チガヤで屋根を被せられている。

プーアルのハニ族と元陽ハニ族は、民居住宅が一般的に鶏罩房で、土をつき砕いて壁にし、栗木幹を柱にして、屋裾が低くて、風を抵抗して室内温度を増加することができ、防風も防火もできて、冬に温かくて夏に涼しい。

滇中と滇南は人々に注目され、憧れられた土地である。 阿佤山、哀牢山、無量山は雲や峰が奇しくて、川河壩、景谷壩、思茅壩、勐朗壩は青々としている。構造のユニックな土掌房、鶏罩房、干欄式竹楼は、まるで温かい夢のようで、人々が嬉しく感じさせられない。

ハニ族村落はほとんど山中腹または緩坂地帯に建てられ、周りに茂った林と久年不断の渓流がある。昔、家屋は普通、鶏罩房と土掌房という二種類があった。 文化の融合と発展につれて、煉瓦木構造の瓦ぶき家屋はだんだん鶏罩房と土掌房を取り替えて、さらに、コンクリート鉄筋の平らな屋根家屋を造ることがある。