昆明：四季にわたって春のようで、鮮やかな花がこの暖かい都市を飾っていて、いつでも目を開けると、春を楽しむことができる。

【目的地概要】

昆明は自然景観と人的景観の集中地である。 悠久たる歴史、独特な地質構造は、昆明のために多くの文化財史跡と風景名所を残してくれた。石林の美しくて人を感動させる「阿詩瑪」があり、大観楼の上から見下ろすと、250キロのデン池が見え、民族村は各民族のエキスを展示している。また、西山の龍門、金殿の山の椿、翠湖の赤口カモメもあり、至る所は昆明の美しさを見せている。

昆明は気候が温和で、夏に猛暑がなくて、冬に寒くなくて、四季も春のようで、気候が快適で、評判のきわめて立派な「春城」である。「昆明臘月可無裘、三伏軽棉汗不流、梅綻隆冬香放満、柳舒新歳葉将稠。」という先人の詩がある。

【昆明の体験必須なもの】

１. 花海で「花攫い」。雲南は花の海で、ここの生花が様々で、価格が安くて、一束のバラが10元も掛からない。昆明に来たら、ぜひ花市に行ってください。離れる時に自己に一束の生花を買ってくれて、ロマンチックでもあれば、有意義でもある。斗南は全国最大の生花市場で、ここの生花価格が安くて、種類が非常に多くて、人々が目まぐるしい。

２. 龍門からのデン池見。西山龍門はデン池を俯瞰する最適な場所で、高くから下へ見ると、400キロのデン池美景が目に入り、すばらしいものが見きれ無い。中秋になると、龍門は月見に最適な場所でもある。

３. 中国最長の対聯。大観楼の敷居両側に１組の対聯があり、乾隆年間の名士の孫髯翁氏に作られて、「古今第一長聯」と褒め称えられている。中秋の夜に、大観楼で楼前の水面を見下ろすと、杭州西湖「三潭月映し」の趣を得ることができ、地元民に「長聯月映し」と呼ばれて、月見・湖遊びによい場所である。

４. 昆明で最も美しい花見場所。３月の昆明は桜が鮮やかできれいに満開して、円通山がお花見に最適な場所である。この時節の円通山は花一面で、花びらが乱れ散っていて、すばらしいものが見きれないほど多い。

５. 金・碧の輝やき合い珍しい景色。昼夜交替の時に、夕暮れの日光が西から碧鶏坊まで照らして、その倒立像が東側の街に反射される。同時に、月が東から上がったばかりで、銀色の光が金馬坊まで照らして、その倒立像が西の街に反射されて、二つの牌坊の影が、次第に近くなってきて、最後にお互いに接する。金馬碧鶏坊「日月輝やき合い」という勝景は形成されて、60年ごとに１回が現われ、最近の現れを記録されたのが清朝の道光時代のことである。

６.食べなくてはならない過橋米線。雲南の過橋米線は歴史が悠久で、雲南人の大好きな食べ物の一つでもある。雲南に来たら、もし過橋米線を１椀食べなければ、君の昆明の旅における残念なことになるに違いない。

【最高の観光シーズン】

昆明は全年で観光に適合しているが、最高の観光時間が3－10月とする。この時は、風景の最も美しい時間で、雲南少数民族の祝日が最も多い時で、また、果物、生花が最も多い季節でもある。この季節に昆明へ観光に行くなら、興味がさらに深く、収穫も小さくないと考えている。

昆明は「春の城」で、暖帯高原型湿潤季風気候に属し、日照時間が比較的に長く、四季が春のようで、年間の気候が温和で、夏に酷暑がなく、冬に厳寒がなく、四季にも観光に適合している。昆明市区の年平均気温は15℃くらい、最も暑い月の平均気温は基本的に19－22℃、最も寒い月の平均気温は6℃－8℃。

ところが、昆明の１日中の温度差はとても大きくて、冬、春というニ季節に日温度差12－20℃に達することがあるので、この時に観光に行くなら、ぜひセーターまたはコートを用意しなければいけない。5－10月は昆明の雨季で、ほとんど毎日シャワーがある。雨が降ると、気温が少々下がるので、ウインドブレーカーを持つほうがいい。秋、冬には保温衣服を添えることに注意してください。

また、昆明地区には少数民族が多くて、それぞれの祝式が異なっている。例えば、毎年の３月に、昆明人は「三月三、西山遊び」という習俗があり、イ族の有名な松明祭が旧暦６月に行なわれ、タイ族の水掛け祭が西歴４月に、プイ族の月踊りが2月13日―15日に行われる。したがって、民族祝日によって適当な行楽時間を選択していいと考えている。説明しなければならないことに、翠湖の赤口カモメを見たいなら、冬でなければ見ることができない。

【お薦めのグルメ】：飲食は自分で負担

昆明には「辛さは貴州が最高、しびれは四川が最高」というように雲南の飲食の好みをまとめた人がある。その飲食味の淡い省にとって、雲南の飲食味はやや辛い。でも、四川、湖南などの省にとっては、雲南の飲食味はまだ十分に辛くない。ただし、その他の地区の好みと違えばこそ、雲南の飲食は鮮明な民族と地方特色があるのである。

雲南省は中国で少数民族が最も多い省で、各民族の特有のグルメ軽食が数えきれないで、それらが昆明でみごとに集中している。パルプ豆腐、焼き餌、発酵豆腐、宣威ハム、蒸気釜煮ニワトリ、御婆ジャガイモを含んで、枚挙にいとまない。しかし、昆明に来て失わなければならないものが二つあり、それは過橋米線と野生キノコである。

昆明グルメ： 雲南米線、炒め餌、焼き餌、野生キノコ、御婆ジャガイモ、紫米八宝飯、ご飯の豆蒸し、蒸気釜煮ニワトリ、路南乳餅。

【ショッピングのお薦め】：自分で負担

雲南昆明は有名な植物王国で、四季にわたって生花がある。昆明には花市が多くて、価格も安いので、多くの人は離れる前にいくらか買って持ち帰る。その他に、雲南の多民族が様々な民族特色ある手細工品を育成しているので、持ち帰って親友に贈れば、絶対にまれの最上品だと言える。さらに、雲南タバコ、雲南ハム、キノコなどの最も雲南特色のあるお土産も言うまでもない。

また、景星街の花鳥市場では花と鳥が売られるばかりでなく、大量の少数民族工芸品も販売されている。昆明の手細工製品はとても有名で、例えば、昆明象牙彫刻品、剣川木彫りがある。お土産品は主に様々な野生キノコの干物、民族蝋染め、扎染めなどである。これ以外に、昆明では、また、多くの外省市で買えない特色製品を買うことができる。例えば、 熱帯の果物、ビルマの宝石、赤チーク、高寒山地の冬虫夏草など、および多くの少数民族の特色ジュエリーと用品。

昆明の特産物：宣威ハム、雲南タバコ、茶葉、雲南食用菌、錫工芸品、烏銅銀塗り、路南挑花、蝋染め、昆明象牙彫刻品、斑銅製品。

【エンタメのお薦め】

昆明市内のエンタメは他の現代都市と大きな区別がない。バー、KTV、ネットカフェなどの遊び場は市区で探し当てやすい。昆明の昆都は遊び場の集中した区域の一つで、様々なソフトロックバー、KTVなどがあり、晩になると、非常に賑やかである。金馬碧鶏坊の辺は昆明の若者らのカジュアルな遊び場である。翠湖の周りには、特色バーがあり、現地では消費が高いと言えるが、比較的に特色がある。また、観光地のエンタメプロジェクトは観光客に心ゆくまで楽しませることもでき、例えば、野鴨湖ではゴーカートを運転し、騎乗し、レーシングすることができて、素晴らしくて刺激的である。安寧温泉では露天温泉を浸して疲労を除くことができて、十分に快適である。冬の時には、また翠湖へ赤口カモメを見物に行くこともできる。

わざわざ取り上げたいのは、雲南の民族舞踊である。雲南は少数民族が多いので、各民族の特色舞踊の歴史も悠久で、種類も非常に多い。例えば、イ族の阿細跳月、煙草箱舞、羅作舞、花鼓舞、タイ族の孔雀舞、象足鼓舞、チンポー族の目瑙縦歌、ハニ族のハッカン舞、扇子舞、ツイストドラム舞、ぺー族の覇王鞭、双飛燕は、ラフ族の葦笛舞、ナシ族の哦熱熱、東巴舞、チベット族の鍋荘舞、弦子、ヤオ族の銅鈴舞、苗族の跳葦笛、ヌー族の生産舞、リス族の琵琶舞、プーラン族の大鼓舞、ジノー族の竹筒舞、アチャン族の登娥羅、トーアン族の水鼓舞、トールン族の剽牛舞、モンゴル族の斉納各早、および回族歌舞劇の回龍などがある。

ほとんどの観光客にとって、本当に少数民族村落に深く入って、これらの舞踊を観賞することはとても難しいが、雲南民族村などの景勝地には民族舞踊の演出があって、観光客たちはこの濃厚な少数民族風情を体験することができる。