麗江へ何度も行ったことがあるので、麗江に古い古城があり、高く聳えている雪山があり、静かな瀘沽湖があり、馬に乗って思い切って走れる拉市海があり … …と知っていますが、 そのほかに、君は麗江に世事に超然とした小さな村があると知っているのですか。
拉市海の東北部に向かって十数キロの山道を歩いて、そろそろ金沙江辺に着く時に、玉龍雪山の副峰で、一つのイ族村に会うことができます。 その名前はそれ自身と同じく美しくて、それは波多羅です。 ギリシャ神話中の人物の名前のようだという気がしているのですか。実は、波多羅はイ族語で、「天下で最も美しい谷」という意味です。
ここは都市を遠く離れているので、質朴で善良な村びとが、親切かつ熱心で、また、ここの様々な儀式、婚俗、および生活ぶりが、年代のためで変わりません。 彼らは最も原始的、最も伝統的な文化を残しています。
波多羅村の先祖は1820年に四川大涼山から移転してきて、すべての村人はイ族の「白イ族」です。 イ族の社会生活で、地位の最も高いのは黒イ族で、次に白イ族ですが、地位の最も低いのは奴隷です。
もし麗江に天国があると言えば、その天国は必ず波多羅です。この他人に知られない仙境では、途中の風景であろうと、村内の風景であろうと、離れを惜しむほど美しいです。
春にはここが野花一面で、夏には雲霧が漂い、秋には山が赤く黄色く染められ、冬には雪に覆われているのです。どの季節にも、ここで明らかな四季を体験することができます。
千百回も麗江に来たことがありますが、このような場所があることを知りません。それは優しくて魅力的で、山中で黙々と自分の美しさを守っています。
【知識袋】
1、 波多羅はリュックサック旅行者の屋外徒歩観光に最適です。なぜなら、ここは生態が壊れやすくて、古城のような大規模な観光客の到来に適合しないで、とりわけ、ドライブ入場に適合しません。ドライブしなければならない場合、ただ半分の道だけは乗車できますが、残った7~8キロは、徒歩で行かなければいけません。でも、歩きながら道中の風景を楽しむことも、とてもすばらしい選択ですよね!
2、 波多羅は良好な生態環境があって、多くの野生動物のために生息地を提供して、熊、アカゲザル、白腹キンケイなどの何十種類の野生動物がここで生きています。 したがって、波多羅に徒歩する観光客は生態環境を保護して、現地の少数民族文化を尊重してください。