雲南省には26の民族があり、中国で民族種類が最も多い省で、少数民族人口が1533.7万人に達し、全省の人口総数の33.37％を占めています。 漢民族以外に、人口が5000人以上の代々と居住してきた少数民族が25あり、そのうち、15の民族は雲南だけにあるものです。

各民族の衣、食、住、行および婚恋、葬儀、祝祭、礼儀、言語、文字、トーテム、宗教、禁忌はいずれも個性の鮮やかな文化チェーンになっています。 彼らの宗教信仰、神話、史詩、歌舞、絵、戯曲、音楽などは、いずれも特色があり、奥深いです。

ユニックな民俗は、雲南の性格です。 雲南民族祝祭イベントの最も主要な優位性は多様性で、自然景観の鴎から人文景観のチンポー族の目瑙縦歌まで、伝統的イ族松明祭から現代の意匠的な昆明国際文化旅行祭などまで、歴史、文化と芸術、伝統的運動競技、地理標識物、農作物、民族伝統などという数多くの資源を含んでいます。

松明祭

松明祭はイ族、ぺー族、ナシ族、ジノー族、ラフ族などの古くて重要な伝統的祝日で、厚い民俗文化内包があって、国内外で名が高くて、「東方のカーニバル」と喩えられています。 民族によって松明祭の時間は少々異なっていますが、ほとんど旧暦の6月24とします。主なイベントは闘牛、闘羊、闘鶏、競馬、レスリング、歌舞ショー、ミスコンテストなどがあります。

水掛祭り

水掛祭りは、宋干祭ともいって、もう700年の歴史があり、タイ族、トーアン族の最も盛大な伝統的祝日です。 普通、西暦4月中旬に行われ、３～７日続いています。 タイ、ラオス、ビルマ、カンボジアなどの国も水掛祭りを行う習慣があります。 人々は初日の早朝に起きると、すぐ入浴して仏像を礼拝し、それから、竜船漕ぎ、象足鼓舞の踊り、孔雀舞の踊り、放高昇、闘鶏などという連続何日ものお祝いを開始して、盛装して喜んでいて、非常に賑やかです。

目瑙縦歌祭

目瑙縦歌祭はチンポー族の最も盛大な伝統的祝日です。 目瑙はチンポー族語で、縦歌は載瓦語ですが、普通、人々に「目瑙縦歌唱」と書かれて、「みんなは一緒に踊る」という意味です。目瑙縦歌は一般的に旧暦正月15日後に行なわれ、主なイベント時間は普通３日間としています。祝日で最も壮観な場面は千百人が隊列で旋回して踊ることで、聞くところによると、柱上の旋回形図案の示したことによって、祖先発祥地を遡り、人々に自分が誰の子孫かと心に刻ませるのです。 祖先追懐、歴史回顧、豊作と勝利を祝う意味です。

摸你黑

「摸你黑」は昔の佤族人の祖先が「娘布落」という万病を治療できる仙薬を人々、特に子供の顔に塗って、病気や邪気を追い払い、健康・安寧を祈ることです。 その後は、徐々に佤族の伝統的祝日になって、毎年の５月１日は崗里カーニバルと定められて、その日に、神秘的な阿佤山は愉快の海洋になっているのです。

長街宴

長街宴はハニ族の伝統的習俗で、農民としてのハニ族人の最も盛大な祝日です。 その日に、ハニ族人は山村に宴席を並べ、一緒に祝日を楽しく過ごします。 宴席を並べて祝う場合、100ほどのテーブルを一緒にして、千メートルも延々と続く街心宴（地元民は長龍宴または街心酒と称する）に並べて、「長街宴」はそれれによって名づけられたのです。 これは中国で最も長い宴席です。